フジカキペア再結成 地元・熊本震災で藤井が日本復帰を決意

[ 2017年2月12日 05:31 ]

藤井瑞希(右)垣岩令佳ペア(12年9月撮影)
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 バドミントンの再春館製薬所は12年ロンドン五輪女子ダブルス銀メダルで、海外リーグでプレーしていた藤井瑞希(28)と同社所属の垣岩令佳(27)がペアを再結成すると発表した。同社は藤井と新たにスポンサー契約を結ぶ。

 青森山田高で1学年違いの2人はロンドン五輪後にペアを解消。藤井は13年からドイツリーグに2シーズン参戦、昨秋からは英国リーグでプレーしていた。

 熊本県出身の藤井は日本復帰について、「きっかけは地元の震災。今の自分にできることは全力で競技に取り組む姿を見せることや、競技の中で気持ちを表現することが一番だと思い決断しました」とコメントした。

 一方、膝と肘の故障に苦しんできた垣岩は「こうしてバドミントンができること、藤井先輩と組めることに感謝したい」とコメントした。藤井は今月からチームに合流し、20年東京五輪出場を目指す。

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2017年2月12日のニュース