北の富士氏が稀勢に期待「優勝回数は最低15回」

[ 2017年2月12日 06:30 ]

土俵入りする稀勢の里
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 NHK福祉大相撲が11日、東京・両国国技館で行われ、新横綱・稀勢の里(30=田子ノ浦部屋)が元横綱で解説者の北の富士勝昭氏(74)から優勝15回を期待された。

 力士インタビューのコーナーに登場し、初優勝を飾った時の心境、横綱としての心構えなどの質問に答えた後、北の富士氏から届いた直筆の手紙が読み上げられた。昨年末に心臓の手術を受けたため初場所のNHKの解説を全て休んだ北の富士氏は「自称稀勢の里を横綱にする会会長」だったことを明かした上で、新横綱の今後について言及。「優勝回数は最低15回。年3回」と5年後まで2場所に1回ずつ優勝することを求めた。

 優勝10回を誇った先輩横綱からの手紙を受け取った新横綱は「気にかけていただき本当にうれしい」と感謝。優勝15回の高いノルマに関しては「目の前の一番を頑張るだけ」と話した。かけられた期待の大きさをありがたく思いながらも、一足飛びに優勝回数は増やせない。まずは春場所(3月12日初日、エディオンアリーナ大阪)での連覇を目指していく。

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2017年2月12日のニュース