SC軽井沢ク、6戦6勝でPO進出決定!両角兄弟で快勝

[ 2017年2月2日 05:30 ]

男子1次リーグのチーム東京戦で、ショットの行方を見るSC軽井沢クの両角友(中央)。手前左は弟の両角公
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 カーリングの全農日本選手権第3日は1次リーグが行われ、男子で5連覇が懸かるSC軽井沢クは昨年2位のチーム東京を9―3、札幌学院大も12―3で下し、6戦6勝として4チームによるプレーオフ進出を決めた。チーム東京は1勝5敗。女子は3大会ぶりの優勝を狙う中部電力が6戦6勝でプレーオフ進出。昨年2位の富士急に7―6で競り勝った。富士急はソチ五輪5位の北海道銀行にも6―9で敗れ、4勝2敗。北海道銀行は4勝1敗。連覇を期すLS北見は5戦5勝とした。大会は18年平昌五輪の代表選考会を兼ねている。

 SC軽井沢クは昨年の決勝で接戦を演じたチーム東京を寄せ付けなかった。開始から4エンド連続得点で主導権を握り快勝。スキップ両角友は「公佑が楽にしてくれた」と弟の働きを称えた。

 最後のショットが得点に直結するとはいえ「布石」が鍵を握る。1番手を務める両角公はハウス(円)手前にストーンを置いて相手の攻撃を阻み、自分の好機をつくる役割も担う。これが効果的で一気に点を稼いだ。両角公は「こちらの形に引き込めた」と納得の表情。第6戦も大勝し、4強一番乗りを決めた。

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