サンウルブズ“ターンオーバー制”採用へ 代表兼ねる選手の負担軽減

[ 2017年2月2日 05:30 ]

練習を見守るサンウルブズのティアティア・ヘッドコーチ
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 スーパーラグビー(SR)参入2季目を迎えるサンウルブズが1日、都内で合宿を開始した。総勢50人の大所帯を率いるフィロ・ティアティア・ヘッドコーチ(HC)は「素晴らしい選手がそろった。いい形で競争し、ポジション争いもしてほしい」と期待した。

 19年W杯に向けた代表の強化が最大の目的となるチームだが、トップ選手の負担軽減との両立は必須となる。チームジャパン2019総監督の肩書を持つ日本代表のジェイミー・ジョセフHCは、1選手あたりの年間試合数を32試合以内に制限する方針を示しており、そのためにはSRでの試合数制限は必須。50人の選手をあらかじめ2組に分け、ターンオーバー制を採用して両立を図ることも可能で、選手の一人も「その可能性はあると思います」と話した。

 25日の開幕戦(秩父宮)は王者ハリケーンズとぶつかるなど、昨季は対戦のなかったニュージーランド拠点の5チームとの対戦が待つ今季。険しい道のりにもティアティアHCは「ベストを尽くし続ける」と宣言。1勝1分け13敗の昨季から、一気の巻き返しを図る。

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