連覇目指す松山　プロアマ戦で大歓声「やっぱりうれしい」　フェニックス・オープン

　米男子ゴルフのフェニックス・オープンで大会２連覇に挑む松山英樹が開幕前日の１日、アリゾナ州スコッツデールのＴＰＣスコッツデール（パー７１）でプロアマ戦に出場し本番に備えた。前年覇者として登場すると大歓声で迎えられ、「ヒデキ」の声援に「やっぱりうれしい」と照れくさそうに笑った。前週２０位の石川遼はショットの調整に励んだ。

　米ツアーで最も観客が入る大会として知られ、四方をスタンドで囲まれたパー３の１６番が名物ホール。大音量で音楽が流れる中で松山のショットがグリーンを捉えると、早くも席を埋めたファンは大喜びだった。

　前週は３３位、その前は２７位と昨秋からの快進撃は止まった。しかし今大会は２０１４年の初出場から４位、２位、優勝と相性は抜群。「練習ではショットは良い。あとは試合でどうなるか。緊張すると思うけど楽しみ」と自信をのぞかせた。