「本当に感謝しかない」　静かに喜び語る稀勢の里

逸ノ城を寄り切りで破った稀勢の里は初優勝
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　稀勢の里は支度部屋で一度、報道陣に対応した後で優勝決定を聞き、再び取材に応じて静かに喜びを語った。

　―優勝が決まった。

　「うれしいですね」

　―長かった思いはあるか。

　「うん。そうだね」

　―支えてくれた人への思いは。

　「本当に感謝しかない」

　―逸ノ城戦の立ち合いでの意識は。

　「いろんなことがありますから、集中してやりました」

　―勝負に対する気持ちは。

　「変わらずにいきました」

　―白星を挙げたが気持ちの変化は。

　「一日一番、集中するだけ」

　―初制覇でいろいろな思いが巡っている。

　「最後まで、明日しっかり締めて（優勝を）味わいたい」