丸山 通算5アンダーで暫定6位浮上 シード復帰へとにかく稼ぐ

[ 2017年1月21日 05:30 ]

男子ゴルフツアー SMBCシンガポール・オープン第2日 ( 2017年1月20日    シンガポール セントーサ・ゴルフクラブ=7398ヤード、パー71 )

第2日、7番で第2打を放つ丸山大輔。通算5アンダー=セントーサGC
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 前日から順延された第1ラウンド残りと第2ラウンドが行われ、日没のため24人が回り終えられなかった。第1ラウンドは28位だった丸山大輔(45=アイテック)が第2ラウンドを68で回り、小平智(27=Admiral)、谷原秀人(38=国際スポーツ振興協会)らとともに通算5アンダーで暫定6位に並んだ。ハン・スンス(30=米国)が通算9アンダーで暫定トップに立った。

 丸山は4つ伸ばして迎えた最終9番でボギーを叩き、通算5アンダーでホールアウトした。日没サスペンデッドのホーンが鳴った後に打った1メートルのパーパットを外し「やっぱりちょっと(ラインが)見えなかった。がっかり」と悔やんだ。

 ツアー3勝の実力者だが昨季は賞金ランキング86位でシードを得られず、今季は下部ツアーの賞金ランキング上位の資格で戦う。出られる試合は限られているだけに「ここと来週のミャンマーで稼いで、国内の試合に入りたい」と鼻息は荒い。

 先週はタイで開催されたアジアツアーの最終予選会(4日間競技)に出場した。出場権を獲得できる位置で第3日を終えたが、その夜に体の震えが止まらなくなった。熱中症の症状でそのまま病院へ。一晩中点滴を受けたが、最終日は棄権せざるを得なかった。その教訓から今週は練習量を減らして本番に臨んだ。

 シード復帰がかかるシーズンの初戦。「スタートから良い成績を残せると一年有利に戦える」と意気込みを口にした。

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2017年1月21日のニュース