ネッツ、ペリカンズ下して連敗ストップ!ウォリアーズは好調維持

[ 2017年1月21日 16:52 ]

ネッツがペリカンズを下した(AP)
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 NBAは20日に各地で9試合を行い、ネッツは敵地ニューオーリンズでペリカンズを143―114(前半66―54)で下して9勝33敗。昨年12月25日(対ホーネッツ)以来の白星をもぎとり、連敗を11で阻止した。ブルック・ロペス(28歳)とボヤン・ボグダノビッチ(27歳)がそれぞれ23得点を挙げて勝利に貢献。第3Q終了時点で25点差をつける圧勝で、ロードでは今季20戦でようやく2勝目を挙げた。

 ペリカンズは17勝27敗。オールスターの西軍先発選手に選出されたアンソニー・デービス(23歳)は22得点を稼いだが勝機は築けなかった。

 リーグ全体首位のウォリアーズは敵地ヒューストンでロケッツを125―108(前半62―57)で退けて6連勝で36勝6敗。ケビン・デュラント(28歳)が32得点、7アシスト、ステファン・カリー(28歳)が24得点、7アシストをマークし、ロードでも17勝3敗という好成績を維持している。

 ただしカリーとクレイ・トンプソン(26歳)の3点シュート成功率は今季39・7%と39・6%。2人もNBAデビュー以来、シーズンで4割を切ったことはなく、シュートの精度の低さが気になるところだ。

 ロケッツは33勝13敗。カリーとともに球宴の西軍先発メンバーに選出されたジェームズ・ハーデン(27歳)は17得点、7リバウンド、11アシストを記録したが、3点シュートは5本全部失敗。この試合の前までリーグ最多となる160本の3点シュートを決めていたエリック・ゴードン(28歳)も放った7本の“長距離砲”をすべてミスして6得点に終わった。

 西地区ノースウエスト首位のジャズは敵地ダラスでマーベリクスを延長の末に112―107(前半46―41、延長14―9)で振り切って5連勝で28勝16敗。ゴードン・ヘイワード(26歳)が26得点をマークすれば、フランス出身のセンター、ルディー・ゴベール(24歳)はともに自己最多の27得点と25リバウンド(うちオフェンス10本)を稼いでチームを引っ張った。

 マーベリクスは14勝29敗。19得点のハリソン・バーンズ(24歳)など7人が2ケタ得点を挙げて食い下がったが、延長で競り負けた。

 76ersは地元フィラデルフィアでトレイルブレイザーズに93―92(前半43―56)で競り勝って15勝26敗。新人王最有力候補のジョエル・エンビード(22歳)は左膝の打撲で土壇場でコートにいなかったが、この日22得点のロバート・コビントン(26歳)が残り4・5秒に起死回生の3点シュートを決めて試合をひっくり返した。

 76ersは今季開幕7連敗を喫したが、ここ10戦では8勝目。アーサン・イリヤソーバ(29歳)もコビントンと同様に5本の3点シュートを成功させて24得点を稼ぎ、5点差以内の試合は7勝7敗と意外な?粘り強さを発揮している。

 トレイルブレイザーズは勝機がありながら敗れて18勝27敗。ダミアン・リラード(26歳)が30得点をマークしたが、不振に陥っているチームは4連敗となった。

 <その他の結果>

ホーネッツ(22勝21敗)113―78ラプターズ(28勝15敗)、マジック(18勝27敗)112―96バックス(20勝22敗)、グリズリーズ(26勝19敗)107―91キングス(16勝26敗)、ホークス(25勝18敗)102―93ブルズ(21勝23敗)、レイカーズ(16勝31敗)108―96ペイサーズ(22勝20敗)

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