流通経大柏 15トライで圧勝 次は桐蔭戦「もっと厳しくいく」

[ 2016年12月28日 05:30 ]

第96回全国高校ラグビー第1日   流通経大柏95―0高松北 ( 2016年12月27日    東大阪市・花園ラグビー場 )

<高松北・流経大柏>後半、流経大柏・あべ松(手前)がタックルを振り切り右サイドにトライ
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 今大会の第1グラウンド最初の試合で、ぶざまな試合など見せられない。流通経大柏は相手に息もつかせぬ猛攻を仕掛け、計15トライを量産して95−0で圧勝。桐蔭学園に挑戦状を叩き付けるに十分の内容だった。

 本大会の常連校だが、新チームは春の県新人戦で優勝したものの、続く関東新人大会で準々決勝敗退。全国選抜大会の出場を逃したことで、今大会はノーシードだ。しかし相亮太監督が「3年生が周りを気遣えるようになった。練習でもよく声を出す」と話したように、チーム力は急上昇。組み合わせ抽選の結果、2回戦で優勝候補と当たることになったが、土居兄弟の兄でロックの大我は「目標が明確になった」と開き直り、前半だけで3トライと大暴れを演じた。「今日の内容では桐蔭学園には勝てない。もっと厳しくいく」と大我。金星ゲットしか眼中にない。

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2016年12月28日のニュース