トランポリン元五輪代表・上山、東京五輪へ現役復帰

[ 2016年12月16日 21:47 ]

 トランポリン男子の2008年北京、12年ロンドン両五輪代表で、今年2月に引退した32歳の上山容弘が20年東京五輪を目指し、現役に復帰することが16日、分かった。来年5月の全日本年齢別選手権(前橋)で実戦に復帰する予定で、日本オリンピック委員会(JOC)の就職支援制度「アスナビ」を利用して所属企業を探す。

 今夏のリオデジャネイロ五輪代表入りを逃して指導の道に進んだが「周囲の選手やコーチに『まだできる』と言われ、自分自身も悔いなくやりたいと思った。五輪の舞台にまた立ちたいと挑戦を決断した」という。解説者として訪れたリオ五輪でロンドン五輪王者の董棟(中国)にも復帰を勧められたそうで、五輪で日本勢初のメダル獲得に向け「不可能ではない。誰が出場するにしても国内で競い合う人間は多い方がいい」と決意を語った。

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2016年12月16日のニュース