SC軽井沢ク 延長で白星発進 軽井沢国際選手権

[ 2016年12月16日 05:30 ]

最後のショットで勝利を決めた両角友(中央)。右は山口、左は両角公
Photo By スポニチ

 カーリングの軽井沢国際選手権は15日、長野・軽井沢アイスパークで開幕。1次リーグが行われ、11月のパシフィック・アジア選手権で日本男子として15年ぶりに優勝した来年の世界選手権(4月・カナダ)代表のSC軽井沢クラブが北見工大を延長の末に6−5で下し、白星発進した。

 第1エンドにミスから2点を先行され、5−5で延長に突入する際どい展開となったが、スキップの両角友は「2点スチールされたところ以外は危ない場面もほぼなかった」と余裕をうかがわせる落ち着いた話しぶり。11月のパシフィック・アジア選手権を制して今大会が凱旋試合となることにも「チャレンジャーの気持ちはないけど、かといってチャンピオンのつもりもない。やること自体は一緒で一投一投、一生懸命投げていくだけ」とマイペースを強調した。16日はスコットランドの強豪と対戦。「いい試合になる。勝ちにはいきたい」と静かに闘志を燃やした。

 女子は昨季世界選手権銀メダルのLS北見が、初戦で2014年ソチ冬季五輪銀のメンバーを擁するスウェーデンのチームに2−7で敗れた。大会は8カ国・地域が参加。男女とも1次リーグは5チームずつ3組に分かれて争われ、各組上位2チームが決勝トーナメントに進む。

続きを表示

2016年12月16日のニュース