メドベージェワ、真央超えにも貪欲「ゴールではない」

[ 2016年12月10日 08:43 ]

フィギュアスケートGPファイナル第2日 女子SP ( 2016年12月9日    フランス・マルセイユ )

女子SPの演技を終え歓声に応えるエフゲニア・メドベージェワ。浅田真央の世界歴代最高得点を更新し首位に立った
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 17歳のメドベージェワが圧巻の滑りを見せ、2014年3月の世界選手権(さいたまスーパーアリーナ)で浅田がマークした世界歴代最高を塗り替えた。「自信になる」と喜びつつも、驚く様子はない。11月のフランス杯で肉薄していたこともあって「うれしいけど(今回の得点が)ゴールではない」と話した。

 フリップ―トーループの2連続3回転など全てのジャンプを基礎点が1・1倍になる演技後半に組み込み、スピンとステップも最高難度のレベル4とわずかな取りこぼしも許さなかった。

 GPシリーズ今季2連勝と今や敵無しの世界女王は「完璧を求めなければ、進化しない。スピンをもっと速く回りたい」と貪欲だった。

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