宮原逆転2位、連覇ならずも日本女子16季連続のファイナル進出決定 NHK杯

[ 2016年11月26日 18:39 ]

フィギュアスケートGPシリーズ最終戦、NHK杯女子フリー ( 2016年11月26日    札幌・真駒内セキスイハイムアリーナ )

<NHK杯女子フリー>安定感も戻り2位。GPファイナル進出を決めた宮原知子
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 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ最終戦、NHK杯第2日は26日、札幌市真駒内セキスイハイムアイスアリーナで女子のフリーが行われ、25日の女子ショートプログラム(SP)3位の宮原知子(18=関大)がフリー133・80点、合計198・00点で2位。大会連覇は逃したが日本女子16季連続となるファイナル切符を獲得した。

 アンナ・ポゴリラヤ(18=ロシア)がフリー139・30点、合計210・86点で優勝。マリア・ソツコワ(16=ロシア)がフリー125・92点、合計195・88点で3位に入った。

 宮原は前日のSPでは昨年10月のスケートアメリカのフリー以来のルッツでの転倒があったが、フリーではきっちりと修正。序盤3つの3回転ジャンプに成功して勢いに乗り、完成度の高いステップやスピンなど“ミス・パーフェクト”と呼ばれる宮原らしく最後までミスなくまとめた。

 樋口新葉(15=東京・日本橋女学館高)はフリー122・81点で合計185・39点で4位。松田悠良(18=中京大中京高)はフリー117・28点で合計178・26点で7位だった。

 樋口はシニアのGPシリーズ2戦目。最初の3回転ルッツ―3回転トーループは高さのあるジャンプでしっかり着氷、次の3回転ループは2回転となったが「シェヘラザード」に合わせて華麗に舞った。最後まで大きなミスなく終わらせ笑顔を見せた。

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