ウォリアーズ10連勝 リーグ全体首位に、デュラント29得点

[ 2016年11月26日 16:45 ]

シュートするウォリアーズのデュラント(AP)
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 NBAは25日に各地で15試合を行い、ウォリアーズは敵地ロサンゼルスでレイカーズを109―85(前半53―43)で下して10連勝で14勝2敗。ロードでは9勝1敗で、クリッパーズが敗れたためにリーグ全体の首位に立った。

 ケビン・デュラント(28歳)は29得点、ステファン・カリー(28歳)は24得点、クレイ・トンプソン(26歳)は18得点をマーク。このカードは23日にオークランドでも行われウォリアーズが43点差で勝っていたが、この日も危なげない勝ち方だった。

 故障者続出のレイカーズはここ5戦で4敗目を喫して8勝9敗。ジョーダン・クラークソン(24歳)は20得点を挙げたものの、今季2度目の先発となった新人のブランドン・イングラム(19歳=全体2番目指名)は39分出場しながら8得点止まりだった。

 スパーズは敵地ボストンでセルティクスに109―103(前半46―48)で競り勝って8連勝で13勝3敗。カワイ・レナード(25歳)が25得点と10リバウンドを挙げてチームを引っ張り、ロードでは今季9戦全勝とした。

 セルティクスの連勝は3で止まって9勝7敗。アイゼイア・トーマス(27歳)は24得点を稼いだものの、このカードでは10連敗を喫した。

 クリッパーズは敵地デトロイトでピストンズに97―108(前半48―57)で敗れて14勝3敗。連勝は4でストップし、ロードでは今季8戦目で初黒星となった。

 ピストンズは8勝9敗。ケンタビアス・コールドウェルポープ(23歳)が16得点と10アシストを稼ぎ、ホームでは今季7勝2敗となった。

 ニックスは地元ニューヨークで延長の末にホーネッツを113―111(前半52―56、延長9―7)で振り切って8勝7敗。カーメロ・アンソニー(32歳)が今季自己最多の35得点をたたきだ出し、延長の残り3・1秒に決勝のシュートを決めてホームでは6連勝を飾った。

 ホーネッツも8勝7敗。ニコラス・バトゥーム(27歳)が18得点と9リバウンド、9アシストを挙げて最後まで接戦を演じたが、これで4連敗となった。

 サンダーのラッセル・ウエストブルック(28歳)は敵地デンバーでのナゲッツ戦で36得点、12リバウンド、18アシストをマークして今季6回目のトリプルダブルを達成。チームは延長の末に132―129(前半62―62、延長10―7)で勝利を収めて9勝8敗となり、連敗を3で食い止めた。

 ウエストブルックのアシスト数は今季の自己最多。12本のリバウンドのうち11本までがオフェンス・リバウンドで、ターンオーバーを7回犯したが、攻守両面での奮闘が光った。

 ナゲッツは6勝10敗。第4Qに入って一時13点をリードしながら追いつかれ、惜しい星を落とした。

 ロケッツのジェームズ・ハーデン(27歳)も敵地サクラメントでのキングス戦で今季4回目のトリプルダブルをマーク。40分出場して23得点、10リバウンド、10アシストを記録した。試合は117―104(前半68ー50)でロケッツが勝って10勝6敗。3点シュート試投数は50本(成功21本)に達し、従来のリーグ記録を1本上回った。

 キングスは6勝10敗。センターのディマーカス・カズンズ(26歳)が32得点を稼いだものの3連勝を逃した。

 <その他の結果>ウィザーズ(5勝9敗)94―91マジック(6勝10敗)、キャバリアーズ(12勝2敗)128―90マーベリクス(2勝13敗)、ブルズ(10勝6敗)105―89 76ers(4勝12敗)、ジャズ(9勝8敗)95―68ホークス(10勝6敗)、ラプターズ(10勝6敗)105―99バックス(6勝8敗)、ヒート(5勝10敗)90―81グリズリーズ(10勝6敗)、ティンバーウルブス(5勝10敗)98―85サンズ(5勝12敗)、ペイサーズ(8勝9敗)118―97ネッツ(4勝11敗)、トレイルブレイザーズ(9勝9敗)119―104ペリカンズ(6勝11敗)

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2016年11月26日のニュース