キャバリアーズ　開幕７戦目で初黒星、レブロン２３得点実らず

今季初黒星を喫したキャバリアーズのジェームス（左）はホークスのシュートを見つめる（ＡＰ）

　ＮＢＡは８日に各地で６試合を行い、王者キャバリアーズは地元クリーブランド（オハイオ州）でホークスに１０６―１１０（前半４２―５３）で敗れ、開幕７戦目で初黒星。６日に米大統領選挙でヒラリー・クリントン氏（６９歳＝民主党）の応援演説に参加していたレブロン・ジェームズ（３１歳）は２３得点を稼いだものの、選挙戦同様に？手痛い敗戦となった。

　カイリー・アービング（２４歳）は２９得点、ケビン・ラブ（２８歳）は２４得点と１２リバウンドをマーク。一時１５点差をつけられながら残り４８秒で３点差まで急追したがあと一歩およばなかった。

　ホークスは５勝２敗。ドイツ出身のポイントガード、デニス・シュルーダー（２３歳）があまり得意ではなかった３点シュートを６本中３本成功させ、自己最多の２８得点をたたき出してチームに勢いを与えた。

　グリズリーズは地元メンフィス（テネシー州）でナゲッツに１０８―１０７（前半５６―５６）で競り勝って４勝４敗。１点を追って迎えた残り０・７秒、ビンス・カーター（３９歳）のスローインにセンターのマーク・ガソル（３１歳）がうまくタイミングを合わせ、ゴール下でブザービーターとなるシュートを決めた。

　ナゲッツは惜しい星を落として３勝４敗。最後のプレーではガソルをマークしていたケネス・ファリード（２６歳）が、ジェームズ・エニス（２６歳）の巧みなスクリーンにはじかれて“ディフェンダー”としての役割を果たせなかった。

　マーベリクスは敵地ロサンゼルスでレイカーズを１０９―９７（前半５８―４４）で下して開幕５連敗のあとは連勝。ハリソン・バーンズ（２４歳）は３１得点を挙げ、２試合連続で３０得点以上を記録した。ベンチから出たセス・カリー（２６歳）も４本の３点シュートなどで２３得点をマーク。チームは９日に敵地オークランド（カリフォルニア州）でウォリアーズと対戦することになっており、カリーが実兄ステファン・カリー（２８歳）とマッチアップする場面も見られそうだ。

　３連勝中だったレイカーズはこのカードで１１連敗を喫して４勝４敗。ジョーダン・クラークソン（２４歳）が２２得点を稼いだが敗れ去った。

　＜その他の結果＞

ネッツ（３勝４敗）１１９―１１０ティンバーウルブス（１勝５敗）、トレイルブレイザーズ（５勝３敗）１２４―１２１サンズ（２勝６敗）、キングス（４勝５敗）１０２―９４ペリカンズ（８敗）

　＜１０日のテレビ中継＞

スパーズ―ロケッツ　ＷＯＷＯＷライブ　９時３０分～