バレーボール協会 東京都に「有明アリーナ」新設の嘆願書

[ 2016年11月9日 05:30 ]

 日本バレーボール協会は8日、2020年東京五輪のバレーボール会場に予定されていた「有明アリーナ」の新設見直しが検討されていることに対し、計画通りの会場建設を要望する嘆願書を東京都に提出した。

 木村憲治会長は「有明でバレーをして、そのレガシー(遺産)を後世に伝えたい」と訴えた。64年東京五輪で金メダルを獲得し“東洋の魔女”と呼ばれたメンバーの千葉勝美(旧姓松村)さんは「(観客)1万5000人の中で、後輩たちがプレーをしてメダルが獲れるようにしてほしい」と涙ながらに訴えた。

 20年東京五輪・パラリンピックの開催費用を検証している都の調査チームは、バレーボール会場について「有明アリーナ」を新設する案とともに、既存の横浜アリーナを使う案を示している。

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2016年11月9日のニュース