プーチン大統領 ドーピング問題に言及 TUE除外提案

[ 2016年10月13日 05:30 ]

 ロシアのプーチン大統領は11日、スポーツ関係者との会合で、ケガや病気の治療のため選手が本来禁止されている薬物の使用を事前に申請して許可される「TUE(治療目的の特例措置)」について「不公平な優位性」を与えるとして主要大会から除外すべきだと提案した。

 「全ての記録や勝利は慢性疾患の人々だけで達成される可能性がある」などと疑問を投げ掛けたとAP通信などが報じた。同氏は女子テニスのシャラポワらが陽性反応を示した禁止薬物のメルドニウムに関し、ドーピングの効果はないとの見方も示したとタス通信が伝えた。

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2016年10月13日のニュース