白鵬　吉田沙保里に新たなエール「ママで金を狙ってほしい」

札幌巡業で記念撮影に応じる白鵬（右）と日馬富士

夏巡業

（8月21日 北海道札幌市）
　大相撲の横綱・白鵬がリオ五輪レスリング女子５３キロ級で銀メダルだった吉田沙保里に対し、２０年東京五輪で「ママでも金」という新たなエールを送った。

　北海道札幌市で夏巡業が行われた２１日の支度部屋。同じアスリートとして親交の深い吉田の進退問題について尋ねられると「いったん休んでからまた復帰するのもいい」と提案した上で「（２０年は）結婚してママで金を狙ってほしい。神様が（機会を）与えてくれている」と語った。今後、吉田に直接アドバイスする機会は「いくらでもある」と断言。白鵬も東京五輪開会式で土俵入りをするという目標があるだけに“共演”に向けて真剣そのものだった。

　自身の今後については９月の秋場所後に「白鵬北海道後援会」が発足することを明かした上で「北海道から再び横綱を誕生させたいという趣旨です」とスカウト活動への熱い思いも表明した。