羽生の世界歴代最高得点、ギネス認定 左足は「だいぶ戻ってきた」

[ 2016年8月22日 13:13 ]

ギネス世界記録の公式認定証を受け取った、フィギュアスケート男子の羽生結弦

 ギネス・ワールド・レコーズ社は22日、フィギュアスケート男子でソチ冬季五輪王者の羽生結弦(ANA)が昨年12月のグランプリ(GP)ファイナルのショートプログラム(SP)とフリー、合計得点で樹立した世界歴代最高得点をギネス世界記録に認定したと発表した。

 羽生のギネス認定は2014年2月のソチ冬季五輪のSPで世界初の100点超えをマークして以来2度目。この日東京都内で公式認定証を受け取った羽生は「ギネスは記録を更新するための“情熱のもと”。さらに自分の記録に挑戦していきたい」と喜びを語った。

 4月2日閉幕の世界選手権後に左足甲の靱帯損傷で2カ月間療養していた羽生は6月から氷上での練習を再開したといい「最初は1回転のジャンプをしない状態だったが、だいぶ元に戻ってきた」と現状を説明した。

 今季GPシリーズ初戦となるスケートカナダ(10月)までに試合に出場するかは、足の状態を見ながら決めていくという。1年半後に控える平昌冬季五輪へのプレシーズンへ「難度を高くしつつも完成度を上げて、(世界記録を更新した)ファイナル以上の演技を毎回できるようにしたい」と抱負を語った。(共同)

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2016年8月22日のニュース