五輪選手村が正式オープン 日本はカヌー選手が入村

[ 2016年7月24日 22:17 ]

 リオデジャネイロ五輪のメイン会場となるリオデジャネイロ市西部バーラ地区の選手村が24日、正式にオープンし、開村式が行われた。日本のカヌー勢も早速、選手村入りし、スラロームの男子カヤックシングルに出場する矢沢一輝選手(善光寺大勧進)は「いよいよという感じ。中がどうなっているか楽しみ」と語った。日本選手団は8月2日に入村式を行う予定。

 31棟のマンションに約3600戸の共同住宅が備えられ、五輪では約1万7千人、パラリンピックでは約6千人の選手、役員が生活する。既に一部の関係者は入村しており、建物の壁面には国旗をあしらったカラフルな飾り付けが施され、日本の宿泊棟には複数の日の丸も見られた。

 24時間営業の食堂や医療施設、ジムのほか、各宗教別の礼拝施設も完備する。9月のパラリンピック後は高級マンションとして分譲される。(共同)

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2016年7月24日のニュース