稀勢の里の横綱昇進 初Vの場合のみ理事会要請

[ 2016年7月24日 13:05 ]

 番付編成を担う日本相撲協会審判部は大相撲名古屋場所千秋楽の24日、愛知県体育館で臨時会議を開き、綱とりに挑む大関稀勢の里が逆転で初優勝した場合のみ、横綱昇進について協議する臨時理事会の招集を八角理事長(元横綱北勝海)に要請することを決めた。

 稀勢の里は14日目まで11勝3敗。逆転するには、千秋楽で自身が大関豪栄道に勝ち、12勝2敗で単独首位の横綱日馬富士が横綱白鵬に敗れた上で、優勝決定戦でも勝利する必要がある。決定戦に進んでも敗れれば、今場所後の昇進はない。

 八角理事長は要請を受けた場合、理事会開催の意向を固めており、25日の横綱審議委員会に諮問することになる。

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2016年7月24日のニュース