錦織 無念の棄権も前向き「芝が好きになった」

[ 2016年7月5日 05:30 ]

顔をしかめながらラケットを振る錦織(AP)

ウィンブルドン選手権第8日男子シングルス4回戦 錦織1―6、1―5、棄権 錦織

(7月4日 オールイングランド・クラブ)
 【錦織と一問一答】

 ――試合前に棄権をしなかった理由は。

 「筋肉が切れるくらいはやれるかなと思っていた。場所的にも折れる場所ではないと言われていた。ただ、よく考えたらあれで勝てる相手ではなかった」

 ――痛みがない時は。

 「テニス自体は凄く満足している。サーブとストロークができていればチャンスはあった。少し芝が好きになった」

 ――2年連続の棄権。今後の対策は。

 「(故障する)理由としては、芝で違う筋肉を使っているのはある。今年一年でケガは2試合だけなので、その意味ではポジティブに捉えたい」

 ――ケガとの付き合い方への収穫は。

 「人生で一番ケガの痛みと闘ったことで、メンタルも強くなる。夏は大変だし五輪もある。(ゴルフの)松山君が出なくなったので僕もあまり出たくなくなった(笑い)。会いたかったので」

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2016年7月5日のニュース