16歳板橋 故障中も2位に大差つけ板飛び込み優勝

[ 2016年6月4日 05:30 ]

女子3メートル板飛び込みで優勝し、笑顔の板橋美波

 飛び込みの日本室内選手権が3日、東京辰巳国際水泳場で開幕し、女子3メートル板飛び込みは、高飛び込みのリオデジャネイロ五輪代表で16歳の板橋美波(JSS宝塚)が324・80点で優勝した。2位は283・25点の馬淵優佳(JSS宝塚)で、宮本葉月(高知・土佐女高)が3位だった。シンクロ板飛び込みは男子が千歩純一、遠藤正人組(日体大)、女子は安田舞(米子ク)金戸凜(東京・日出中)組が優勝。男子1メートル板飛び込みは千歩が制した。

 板橋は大きなミスなく各演技をこなし、2位に40点以上の差をつけた。左ふくらはぎにケガを抱えながら、格の違いを見せ「(高飛び込みで)五輪代表に内定してプレッシャーはあったが、自分に負けずにできた」と喜んだ。昨年のこの大会では高飛び込みで大台の400点超えを果たした。4日の高飛び込みは、ケガの影響もあって大技の109C(前宙返り4回半抱え型)を回避するが「恥をかかないように、370点ぐらいは取れるように頑張りたい」と力を込めた。

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2016年6月4日のニュース