桐生 9秒台意欲、山県「自分の走りに集中」5日、布勢スプリント

[ 2016年6月4日 18:34 ]

布勢スプリントを前に記者会見する桐生祥秀

 陸上の布勢スプリント(5日)の男子100メートルに出場する有力選手が4日、会場のコカ・コーラウエストスポーツパーク陸上競技場で記者会見し、日本勢初の9秒台突入が期待される桐生祥秀(東洋大)が「もちろん狙って走りたい」と意欲を燃やした。

 桐生はここまでシーズンベストが10秒24にとどまるが、昨年のこの大会で10秒09をマークした。ことし張り替えられたトラックの印象もいいようで「得意な中盤を確認し、自分のレースをしたい」と言葉に力を込めた。

 5月の東日本実業団選手権で10秒08を出した山県亮太(セイコーホールディングス)は「桐生選手の出来もすごい気になるところだが、やることは自分の走りに集中すること。いいイメージを持ちたい」と意気込んだ。

 17歳のサニブラウン・ハキーム(東京・城西高)は調整不足のため欠場が発表された。

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2016年6月4日のニュース