錦織ストレート発進!2日がかりの初戦制し、4大大会通算50勝

[ 2016年5月24日 00:30 ]

リターンする錦織圭(AP)

 全仏オープンテニス第2日は23日、パリ・ローランギャロスで行われ、男子シングルス1回戦で22日に降雨サスペンデッドとなっていた世界ランキング6位の錦織圭(26=日清食品)と同115位のシモーネ・ボレリ(30=イタリア)の対戦は、第3セットの第4ゲームから再開され、錦織が6―1、7―5、6―3でストレート勝ちし、悲願の4大大会制覇へ好スタートを切った。

 2セットを連取し、第3セットを2―1と錦織がリードして中断していた試合は、ボレリのサーブで再開。錦織は2連続で自身のサービスゲームでジュースにもつれるなど苦しみながら辛くもキープすると、4―3で迎えた第8ゲームでブレークに成功。続く第9ゲームでは2度のブレークポイントをしのいでキープ、勝利を決めた。

 ボレリとはウィンブルドン選手権で2度対戦しており、ともにフルセットの末に勝利。2014年の初対戦では休養日を挟んで足かけ3日を要した“因縁の相手”だったが、今回はストレート勝ちで、3戦全勝とした。

 錦織は4大大会での通算勝利数が50勝となった。2回戦では世界40位のアンドレイ・クズネツォフ(25=ロシア)と対戦する。

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2016年5月24日のニュース