白井、全日本選手権でのシライ3は「ハーフハーフ」

[ 2016年2月24日 05:30 ]

 大技への挑戦は「ハーフハーフ」だ。体操男子床運動の世界王者・白井健三(19=日体大)が23日、今季初戦のAGF杯(アゼルバイジャン)を終え成田空港に帰国した。

 同大会の床運動では予選でH難度の「シライ3(後方伸身2回宙返り3回ひねり)」に失敗。決勝は「シライ3」を抱え込みで行う「リ・ジョンソン」に難度を落として圧勝した。「あまり調子は良くなかったので(失敗は)予想通り。伸身の難しさも確認できたし、凄くいい試合になった」と振り返った。

 今後はリオデジャネイロ五輪代表2次選考会の全日本選手権(4月1日開幕、東京・国立代々木競技場)に向けて調整する。「シライ3」について、「伸身を使うのが理想だけど、五分五分くらい。試合前日までには決めたい」と話した。

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2016年2月24日のニュース