沙羅 今季プレーバック、第3戦から自己新10連勝で独走

[ 2016年2月19日 17:34 ]

高梨沙羅

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子は19日、フィンランドのラハティで個人第15戦(HS100メートル、K点90メートル)が行われ、ここまで14戦11勝の高梨沙羅(19=クラレ)が96・5メートル、99・5メートルを飛び優勝、今季12勝目を飾り2季ぶり3度目の個人総合優勝を決めた。

 ◆今季の高梨の成績◆

【第1戦】95・5メートル、97・5メートルを飛び、2回ともトップの得点をマークして合計251・7点で優勝

【第2戦】1回目に95メートルを飛んでトップに立ったが、2回目は90メートルにとどまり、238・6点で2位

【第3戦】1回目に98メートル、2回目に最長不倒の99メートルを飛び、2回ともトップの得点をマークして合計257・1点で今季2勝目

【第4戦】97メートル、98メートルを飛び、2回ともトップの合計265・6点で圧勝、今季3勝目、

【第5戦】1回目に97メートルで首位に立ち、2回目も94メートルで合計257・8点で3連勝

【第6戦】最長不倒の106メートルを飛び、143・4点で4連勝し、今季5勝目。競技は強風のため1回目終了で打ち切り

【第7戦】1回目に94・5メートルを飛んで首位に立ち、2回目も最長不倒の100メートルを飛んで241・3点で5連勝し、今季6勝目

【第8戦】1回目でただ一人100メートル超えの104メートルを飛んで首位に立つと、2回目も最長不倒の107メートルを飛んで278・5点で6連勝

【第9戦】102・5メートル、97メートルを飛び、2回ともトップの合計271・2点で今季8勝目、自己最多に並ぶ7連勝

【第10戦】1回目に最長不倒の137・5メートルを飛んでトップに立った高梨は2回目も136メートルの大ジャンプで合計305・8点をマークし、自身初の8連勝で今季9勝目

【第11戦】1回目にただ1人90メートルを越える最長不倒の93・5メートルを飛び、2回目も93メートルを飛び、合計257・2点をマークし、連勝を自己最多の9に伸ばして今季10勝目

【第12戦】1回目にジャンプ台記録を2メートル更新する98メートルを飛びトップに立つと、2回目も90メートル。合計260・1点をマークし、連勝を自己最多の10に伸ばして今季11勝目

【第13戦】1回目91・5メートルで今季初めて首位ならず。2回目も91・5メートルで263・2点としたが、2位に終わる

【第14戦】1回目93メートルを飛んで首位に立ったが、2回目は92・5メートルにとどまり合計255・9点で昨年2月1日以来1年ぶりの表彰台を逃す4位に終わった

続きを表示

この記事のフォト

2016年2月19日のニュース