白鵬ドキュメンタリー第5弾、3・5放送 自らナレーションに納得

[ 2016年2月19日 17:37 ]

TBSのドキュメンタリー番組のナレーション収録に臨んだ白鵬

 大相撲の横綱・白鵬のドキュメンタリー番組第5弾「明日も相撲に生きる」が3月5日午後3時からTBSテレビで放送される(地上波関東ローカル。3月12日(土)正午からBS―TBSで再放送)。

 番組は、史上最多優勝記録を更新した白鵬がこの一年で経験した栄光と挫折、そこから再び立ち上がるために奮闘した姿に完全密着。故郷モンゴルへの凱旋、昨年9月の秋場所で横綱になって初めて経験した休場の舞台裏、かつてのライバル朝青龍への知られざる思い、復活をかけて臨んだ昨年11月の九州場所と今年1月の初場所での苦闘、北の湖理事長が亡くなった直後に批判覚悟で発した言葉の真意、そして明かされる国籍問題への苦悩と引退後の未来など、一年間の密着映像をふんだんに使いながら横綱の今とこれからを解き明かす内容となっている。

 ストーリーの核となる部分のナレーションは白鵬本人が担当。19日午後に都内でナレーション収録を行った白鵬は「去年は横綱になって初めて休場しましたし、ケガと闘った一年だった。日々の活動や思いをできるだけ(番組に)出しました」と見どころを明かした。

 ナレーション収録は「毎年毎年、文章が増えるんで…」と言いつつ「うまくすんなりできました。良かったと思います」と納得の表情。『明日も相撲に生きる』というタイトルについては「相撲、力士をやっていなければ、何をやっていたか想像できないですし(現役で迎えることが目標の)東京五輪まで、あと4年。そのためには“明日”と思っています」と説明した。

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