日本協会が両チーム監督に謝罪 ライスボウルの誤審

[ 2016年1月6日 16:49 ]

 日本アメリカンフットボール協会は6日、社会人代表のパナソニックが22―19で学生代表の立命大に競り勝った日本選手権「第69回ライスボウル」(3日・東京ドーム)の試合終了間際に勝敗に直結する誤審があったことを両チームの監督に謝罪した。公式規則に従い、試合結果と記録に変更はない。

 日本協会によると第4クオーター残り7秒で3点を追う立命大が同点を狙ったFGに失敗した場面で、パナソニック守備陣は1人多い12人がプレーに参加する反則を犯していた。審判が気づかずに攻守交代となり、そのまま試合は終了した。

 反則が見逃されなければ立命大は5ヤード前進して攻撃をやり直すことができ、FGを再び蹴って成功すれば22―22で両チーム優勝の可能性もあった。ただ立命大の米倉輝監督は6日、「ゲームは3日に終わっている。運営や審判の方々に支えられて試合ができたことに感謝の気持ちしかないことに変わりはない」と潔く話した。

 日本協会は浅田豊久会長名で「試合結果を左右しかねない場面において反則の見落としが発生したことを深くおわび申し上げます」との談話を発表している。

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2016年1月6日のニュース