実業団横綱・坂元ら体格基準パス 目標は兄弟子の遠藤

[ 2016年1月6日 11:30 ]

大相撲初場所の新弟子検査を終え記者の質問に答える坂元元規

 大相撲初場所(10日初日・両国国技館)の新弟子検査が6日、東京都墨田区にある両国国技館内の相撲診療所で行われ、昨年の全日本実業団選手権個人を制し幕下15枚目格付け出し資格を持つ坂元元規(23)=鹿児島県出身、追手風部屋=ら受検した13人全員が身長167センチ以上、体重67キロ以上の体格基準を満たした。内臓検査の結果を待ち、初日に合格者が発表される。

 185センチ、167キロでパスした坂元にとって、部屋の兄弟子の幕内遠藤は日本大の先輩でもある。既に初場所でのデビューに向け、胸を借りて稽古しており「ここからなので頑張っていきたい。遠藤関にはいろいろ教えていただいている。いつか超えられるように十両、幕内と一つずつ上がっていきたい」と緊張の面持ちで語った。

 近畿大で活躍した玉木一嗣磨(22)=三重県出身、高砂部屋=は180センチ、135キロだった。

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