室伏 日本選手権出場は保留「調子が整えば出る」

[ 2016年1月6日 05:30 ]

東京五輪・パラリンピック組織委員会で、新年のあいさつを終え職員らと気勢を上げる森喜朗会長(右手前から2人目)。左から2人目は室伏広治氏

 陸上男子ハンマー投げの04年アテネ五輪金、12年ロンドン五輪銅メダリストで41歳の室伏広治(ミズノ)は5日、リオデジャネイロ五輪の代表選考会となる6月の日本選手権について「調子が整えば出るというスタンスになる」と述べ、態度を保留した。

 昨年は大会に出場しておらず、五輪に挑戦するかどうかの結論を当初は年明けに表明するとしていた。自身の去就については「体は健康だし、頑張れるところまではチャレンジしようという気持ちは持っておきたい」と話し、事実上第一線から退くことになっても「引退」を宣言することはないとの姿勢も強調した。室伏は20年東京五輪・パラリンピック組織委員会のスポーツディレクターを務めている。

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2016年1月6日のニュース