遼 イーグル68で47位に浮上 次戦OP出場へ“もっと上位を”

[ 2015年8月24日 05:30 ]

2番でバンカーショットを放つ石川

USPGAツアー ウィンダム選手権第3日

(8月22日 米ノースカロライナ州グリーンズボロ セッジフィールドCC=7127ヤード、パー70)
 52位から出た石川遼(23=CASIO)は1イーグル、2バーディー、2ボギーの68で回り、通算5アンダーの205で47位に浮上した。62をマークしたジェーソン・ゴア(41=米国)が通算15アンダーでトップに立った。首位スタートのタイガー・ウッズ(39=米国)は68で2打差の2位となった。

 最終18番で9メートルのバーディーパットを決めた瞬間は力強いガッツポーズを見せた石川だったが、ホールアウト後は「4個、5個(アンダーパーで)いければなと思っていた。一回そういう流れに行きかけたが、そうは簡単にいかなかった」と不満げだった。

 パー5の5番では、右ラフから残り242ヤードの第2打を3Iでピン奥2・5メートルまで運んでイーグルを奪うと、続く6番でもバーディー。波に乗れそうだったが、全体的に「アイアンの当たりが薄かった」とショットが安定せず伸ばし切れなかった。

 次週からのプレーオフに出場するためには40位前後が条件とされ、さらに順位を上げていくしかない。「こういう状況をつくってしまったのは1年間の自分なので」と自虐的な言葉も口にしながら「もう一度(1日)4アンダーを目指してやれれば」と気持ちを入れ直した。

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2015年8月24日のニュース