遼 来季シード&PO出場権!最終日4つ伸ばし124位に滑り込む

[ 2015年8月24日 07:00 ]

石川遼

 米男子ゴルフのレギュラーシーズン最終戦であるウィンダム選手権は22日、ノースカロライナ州グリーンズボロのセッジフィールドCC(パー70)で最終ラウンドが行われ、47位から出た石川遼(23=CASIO)は1イーグル、4バーディー、2ボギーの66と4つスコアを伸ばし通算271の9アンダーとして31位となった。

 また、フェデックス・カップ・ポイント・ランキングも124位として、125位以内に与えられる来季シードと27日に開幕するプレーオフ第1戦、バークレイズの出場資格を獲得した。

 石川は3番でバーディーとすると、5番のパー5で2日連続してイーグルを奪うなど上々の滑り出し。6番、11番でボギーを叩いたが、13、15、17番でバーディーを奪い9アンダーとした。最終18番では7メートルのバーディーパットが決まらず、悔しそうな表情を見せた。

 ホールアウト後、石川は「自分の中では10アンダーを目指していたので、届かなかった時点でさよなら、というか…この1カ月、2カ月精一杯というか、自分のプレーができた。来シーズンは1年通していいプレーができるようにしたい」と諦めたように語っていたが、124位となり、プレーオフ進出が決まった。

 デービス・ラブ3世(51=米国)が2イーグルを奪うなど64とスコアを6つ伸ばして17アンダーで9年ぶり3回目の優勝を飾った。

 2年ぶりの優勝を狙ったタイガー・ウッズ(39=米国)は、11番パー4ののトリプルボギーが響き、70とスコアを伸ばせず13アンダーで10位に終わった。

 ▼石川遼の話 ショット、パットともに初日から徐々に良くしていくことができた。上に行かないといけない状況で、2日目からの3日間はチャレンジできた。自分のプラン通りやれたなと思う。できることを一打一打やっていければ、この結果は出せる。

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2015年8月24日のニュース