ガトリン またも銀「最後少しつまずいた」200Mで借り返す

[ 2015年8月24日 05:30 ]

2大会連続2着に敗れガックリと引き揚げるガトリン

世界陸上第2日・男子100M

(8月23日 中国・北京 国家体育場)
 0秒01差で及ばなかった。ガトリンはボルトの牙城を惜しくも崩せず、2大会連続で銀メダル。それでも「ここにいることを誇りに思う」とさばさばとした表情だった。

 「素晴らしい年でうまくいっている」と言ったように今季は5月に自己ベストの9秒74を出すなど絶好調。予選、準決勝ともに全体トップだったが、決勝は「最後の5メートルで少しつまずいた」と最後のひと伸びを欠いた。

 五輪王者となった翌年の05年世界選手権で200メートルとの2冠に輝きながら、06年に2度目のドーピング違反で4年間の出場停止処分。今大会も予選の選手紹介では会場からブーイングが起こった。それでも「休息を取り、予選の準備をする」と200メートルでの雪辱に切り替えた。

 【男子100メートル】
(1)ボルト(ジャマイカ) 9秒79
(2)ガトリン(米国) 9秒80
(3)ブロメル(米国) 9秒92
(3)デグラッセ(カナダ) 9秒92
[世]ボルト(ジャマイカ) 9秒58
[日]伊東 浩司 10秒00

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2015年8月24日のニュース