日本代表・藤田、PNC3位決定戦“厄払い”トライ誓う

[ 2015年8月1日 05:30 ]

バンクーバー入りしたラグビー日本代表の藤田

 ラグビー日本代表は30日(日本時間31日)、トンガと対戦する3日(同4日)のパシフィックネーションズ杯3位決定戦に向け、カナダ・トロントからバンクーバーへ移動。昨年6月に会場のスワンガード・スタジアムで右肩を脱臼したWTB藤田慶和(早大)は「(グラウンドの)角に塩と酒をまいておきます」とお清めして厄払いの一戦に臨む考えを明かした。

 カナダ戦の後半1分、インゴール右隅に飛び込んだ際、相手選手のチャージで負傷。帰国後に手術を受けたが「怖がって消極的なプレーになっては駄目」と後悔はない。リハビリ期間で右肩周りも強化し「執刀医にも前より強くなったと言われた」とプラスに変えた。29日のフィジー戦は後半24分から出場も、ボールタッチはゼロ。「次はスタメンで出られるように準備したい」。清めの塩よりもトライでW杯メンバー入りへ道を開く。

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2015年8月1日のニュース