涙の銅メダル ウクライナに優位に立ってリオ五輪へ

[ 2015年8月1日 01:12 ]

チーム・フリールーティン決勝の演技を終え、井村雅代ヘッドコーチ(右から3人目)と喜ぶ日本

水泳世界選手権シンクロナイズドスイミング・チームFR

 ウクライナを0・2000上回る得点が表示されると、選手は跳びはねて抱き合い、むせび泣いた。シンクロナイズドスイミングのチームFRの日本はライバルに競り勝って表彰台に。井村ヘッドコーチの目にも大粒の涙が浮かんだ。

 地元ロシアの直後の演技だった。怒号のような歓声が鳴りやまない異様な雰囲気でも、日本の8人は落ち着いて演技した。2007年以来4大会ぶりのメダルを獲得し、復活を印象づけた今大会。これで五輪種目はウクライナに3勝1敗と勝ち越し、優位に立って来年のリオデジャネイロ五輪を迎えることになった。(共同)

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