ブラックホークス2年ぶり頂点に王手!スタンレー杯決勝第5戦

[ 2015年6月14日 13:33 ]

第3P、勝ち越しのゴールを叩き込むブラックホークスのバーメット(右下)(AP)

 NHLの王者を決めるスタンレー杯決勝は13日にフロリダ州タンパで第5戦を行い、ブラックホークス(西地区)が2―1で制して3勝2敗。2年ぶり6回目の優勝に敵地で王手をかけた。初戦から5戦連続で1点差ゲームとなったのは64年ぶり。全5試合で計300分を消化して、どちらかのチームが途中で2点以上リードした時間帯はなく、今季の決勝シリーズはまれに見る大接戦となっている。

 この日は第1P6分11秒、パトリック・シャープ(33)が無人のゴールにパックを押し込んでブラックホークスが先制。ライトニングは第4戦を故障(詳細は未公表)で欠場したGKベン・ビショップ(28)が復帰したが、この場面では前に出てパックを処理しようとしたところで味方のDFビクター・ヘドマン(24)と激突してしまった。これでゴールはがら空き。コミュニケーションのミスで先制点を許した。

 第2Pの10分53秒にライトニングはバルテリ・フィルプラ(31)のゴールで追いついたものの、ブラックホークスは第3Pに反撃。開始2分、アントワン・バーメット(32)がGKビショップがはじいたパックを巧みにたたき込んでこれが決勝点となった。なお第6戦はブラックホークスの地元イリノイ州シカゴで15日に行われる。

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