さくら、45人抜き予選突破!「耐えていいプレーができた」

[ 2015年6月14日 05:30 ]

32位に浮上した横峯

USLPGAツアー 全米女子プロ選手権第2日

(6月12日 米ニューヨーク州ハリソン ウェストチェスターCC=6670ヤード、パー73)
 77位から出た横峯さくら(29=エプソン)と宮里美香(25=NTTぷらら)がともに3バーディー、1ボギーの71で回り通算1アンダー、145の32位に浮上した。野村敏京(22=フリー)は73で通算イーブンパーの47位。79の上原彩子(31=モスフードサービス)は通算7オーバーで予選落ち。68で回った金(キム)世(セ)?(ヨン)(22=韓国)が通算8アンダーで首位。世界ランキング1位のリディア・コ(18=ニュージーランド)は76と崩れ、通算2オーバーで米ツアー初の予選落ちを喫した。

 初日77位から32位へ。横峯が45人抜きで決勝ラウンドに進んだ。夫でメンタルトレーナーの森川陽太郎氏と話し合い、「“トゥデイ、ナンバーワン”を目指した」と第2日のベストスコアを狙ったという。目標には届かなかったが、「耐えていいプレーができた」とうなずいた。

 インからスタートし、1つスコアを伸ばして迎えた後半は粘りのプレーが光った。1番パー3は第1打をグリーン右バンカーに入れたが、アプローチを3メートルに寄せ、これを沈めてパーセーブ。5番パー5はティーショットを左の木に当てて再びピンチを招くも、残り180ヤードの第3打が「完璧なショットだった」。6Iでしっかりグリーンに乗せて切り抜けた。

 2戦ぶりに予選通過を果たし、笑顔も戻ってきた。29歳の実力者は「決勝もしっかりアンダーを目指したい」と上位進出を誓った。

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