“山の神野”「想定内」の12位 陸上5000メートル復帰戦

[ 2015年6月14日 05:30 ]

約4カ月ぶりにレース復帰した青学大の神野

 “山の神野”が駅伝へ第一歩を踏み出した。今年の箱根駅伝の山上りの5区で区間賞を獲得し、青学大を初優勝に導いた神野大地(4年)が13日、神奈川県ShonanBMWスタジアム平塚で日本学生個人選手権の男子5000メートルに出場。2月中旬に左大腿骨を疲労骨折し、約4カ月ぶりの復帰レースは14分4秒58の自己ベストに及ばない14分13秒98で12位だった。

 「走れない時はつらかった。レースに出られることが、どれだけ幸せか感じている」。4月下旬に軽いジョギングから練習を再開。今はまだ6、7割の状態だが、「目標タイムは14分15秒だったので想定内」と手応えを感じている。

 青学大の主将として出雲、全日本、箱根の学生駅伝3冠を狙う。「卒業するときに後悔しないよう、3冠を達成したい」と気合を入れていた。

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2015年6月14日のニュース