グリズリーズ、ウォリアーズ止めた!ホームでの連勝21でストップ

[ 2015年5月6日 15:22 ]

フェイスマスクをつけて奮闘したグリズリーズのコンリー(AP)

 NBAは5日にプレーオフ地区準決勝の2試合を行い、西地区1位のウォリアーズはオークランドで5位グリズリーズに90―97(前半39―50)で敗れて1勝1敗。レギュラーシーズンから続いていたホームの連勝は21でストップし、本拠地オラクル・アリーナでは1月27日のブルズ戦以来、今季3敗目を喫した。

 試合前には今季のMVPに選出されたステフェン・カリー(27)の受賞セレモニーが行われたが、カリーは得意の3点シュートを11本中9本失敗。チーム最多の19得点を稼いだものの、第4Q終盤にはリングに当たらないエアボールを2本連続で犯すなど、MVPらしからぬプレーで地元ファンを落胆させた。

 勝ったグリズリーズでは1回戦(対トレイルブレイザーズの第3戦)で左目の下を強打して戦列を離れたポイントガードのマイク・コンリー(27)が4試合ぶりに復帰してチーム最多の22得点をマーク。左目の出血はまだ完全には引いておらずフェースマスクを装着してのプレーだったが、87―80で迎えた第4Qの残り2分11秒にはこの日3本目の3点シュートを決めるなど見事な活躍を見せた。

 東地区では1位ホークスが5位ウィザーズを106―90(前半53―46)で下して1勝1敗。ディマーリ・キャロル(28)がチーム最多の22得点、ポール・ミルサップ(30)が18得点11リバウンドを稼いでホームでの連敗を阻止した。

 敗れたウィザーズは今プレーオフ6戦目で初黒星。ここまでチームを支えてきたポイントガード、ジョン・ウォール(24)は3日の初戦で痛めた左手首の状態が思わしくなく、試合開始直前に欠場を決断。チームリーダーを欠いて勝機を見いだせなかった。

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2015年5月6日のニュース