シンクロ混合の安部　“男らしく”メーク！エクステ外して眉毛濃く

エキシビションで力強く演技する安部（奥）足立組

　シンクロナイズドスイミングのジャパン・オープンを兼ねた日本選手権最終日が東京辰巳国際水泳場で行われ、混合デュエット世界選手権代表の安部篤史（３２＝トゥリトネス水泳部）、足立夢実（２６＝国士舘シンクロク）がエキシビションでフリールーティン（ＦＲ）を披露した。

　安部は３日のデビュー戦から髪形とメークを一新。赤のエクステを外し、花牟礼コーチが眉毛を濃くするなど“男性らしく”メークを施した。冒頭のジャンプは失敗したが、ドラキュラを演じきり会場を魅了。トゥリトネス代表の不破央さん（４６）は「見た目が大きくなった」と愛弟子の変化に目を細めた。

　「水着やメーク、髪形は今後も検討していきたい」と花牟礼コーチ。本間シンクロ委員長も「３日の点数は出過ぎだと思ったが審判の心をつかむ何かがあるということ」と総括した。今後は今大会で披露しなかったテクニカルルーティン（ＴＲ）の強化を進める。