松山 全勝で決勝T進出!初戦は世界1位マキロイと対戦

[ 2015年5月3日 05:30 ]

1次リーグ第3戦でケビン・ナ(手前)を破り、握手する松山

世界選手権シリーズ キャデラック・マッチプレー選手権第3日

(5月1日 米カリフォルニア州サンフランシスコ TPCハーディングパーク=7127ヤード、パー71)
 松山英樹(23=LEXUS)はケビン・ナ(31=米国)に5アンド4で完勝し、3戦全勝で決勝トーナメントへし進出した。2日(日本時間3日)の決勝トーナメント1回戦で、世界ランキング1位のロリー・マキロイ(25=英国)と対戦する。

 松山は後半に強さを発揮した。前半はショットが不安定でスコアメークに苦心したが、折り返してからは一変。「アイアンショットが良くなって一気に離すことができた」。10番で3メートルのパットを沈めて2アップ。12番から1メートル、3メートル、1・2メートルとチャンスを次々つくり、3連続バーディーで勝負を決めた。松山が米ツアー初優勝した昨年のメモリアル・トーナメントのプレーオフでも対戦した2人。“2連敗”となったナは「後半のヒデキのショットは素晴らしく、付け入る隙がなかった」と脱帽した。

 世界ランキング16位として16強に入った松山は「ショットは良くなかったけど、この3日間はパットでいいプレーができている。勝てて良かった」と安どしていた。

 決勝トーナメント1回戦の相手マキロイは、松山について「2年前の全英オープンの予選ラウンドで同組だった。僕よりずっといいプレーをした。素晴らしいショットを打つ選手」と警戒した。松山も「きょうのようなプレーをしていたら(前半で)離される。あしたの朝までに調整したい」と気を引き締めたが、十分に勝機はある。

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