井村ヘッド、日本代表に地獄トレ宣言「リオに向けての正念場」

[ 2015年2月24日 05:30 ]

記者会見するシンクロナイズドスイミング日本代表の井村雅代ヘッドコーチ(手前右)

 水泳の世界選手権(7月24日開幕、ロシア・カザニ)に出場するシンクロ日本代表が都内で会見を開き、井村雅代ヘッドコーチが「リオに向けての正念場。メダルを狙えるように勝負をかけていきたい」と決意を示した。“脱・ゆるキャラ”の地獄トレーニングで鍛え上げる方針だ。

 鬼教官が復活する。海外遠征で経験を積んできたかつての強化策から一転、世界選手権までは国内に腰を据えて徹底的にしごき上げる。「とにかく練習。練習あるのみ!」と井村氏。1日11時間、8日間に1日の休みというメダル獲得の地獄プランで、同氏が「ゆるキャラの極み」と嘆くチームの精神面を叩き直す。

 16年リオデジャネイロ五輪の前哨戦となる世界選手権。04年アテネ以来となる五輪での全種目メダルを目指す平均年齢21・5歳のマーメイドが、鬼の指導の下で復活する。

続きを表示

2015年2月24日のニュース