白鵬、無言のまま…「労働英雄賞」受賞のためモンゴル帰国

「労働英雄賞」受賞のため、母国モンゴルに向かう横綱白鵬

　大相撲の横綱・白鵬が１５日、母国で日本の国民栄誉賞に相当する「労働英雄賞」を受賞するため、紗代子夫人とともにモンゴル・ウランバートルに帰国した。

　出発時の成田空港では報道陣から「今回は特別な帰国となりそうですね」と声を掛けられたが、終始うつむき加減で無言を貫いたまま機上の人に。初場所後に勝負判定をめぐって審判部を批判した騒動を起こして以来、多くを語らない日々が続いている。

　同賞はモンゴル相撲の大横綱で、６８年メキシコ五輪レスリング銀メダリストの父・ムンフバトさんも受賞。１７日に授賞式が行われ、１９日に再来日する予定となっている。