レジェンド葛西3位!42歳8カ月…最年長表彰台また更新

[ 2015年2月16日 05:30 ]

3位に入り、ガッツポーズで声援に応える葛西(AP)

 ノルディックスキーのW杯ジャンプ男子は14日、ノルウェー・ビケルスンで個人第23戦(HS225メートル、K点200メートル)が行われ、葛西紀明(土屋ホーム)が218・5メートル、225メートルの合計395・5点で3位に入って表彰台に立ち、自身のW杯最年長記録を42歳8カ月に更新した。得意のフライングヒルで空中のうまさを存分に発揮。表彰台は1月6日以来10試合ぶりで今季5度目で「1カ月たったのか。長かったね」と喜びをかみしめた。

 13日の公式練習で感じた助走姿勢の乱れを微調整したことが的中。飛び出しで前方への推進力が増し、持ち味のロスの少ない滑空がより生きるようになった。HSまで飛んだ2回目は着地もぴたりと決め、飛型審判員のうち1人が満点の20点をつけた。「ほとんど完璧。自信につながる2本」と自賛。18日開幕の世界選手権に勢いをつけた。

続きを表示

この記事のフォト

2015年2月16日のニュース