元大関雅山が藤島部屋から独立の意向 内弟子1号入門も発表

[ 2015年2月6日 16:39 ]

藤島部屋入門が決まった二子山親方(右)と内弟子の高田輝

 大相撲の藤島部屋付きの二子山親方(37)=元大関雅山、本名竹内雅人、茨城県出身=は6日、東京都荒川区の同部屋で記者会見を開き、将来的に独立する意向を表明し、最初の内弟子の入門も発表した。

 2004年2月に貴乃花親方(元横綱)が部屋を継承したのに伴い、名称が消えた「二子山部屋」の復活へ「何人か早く仲間(内弟子)を見つけて、早い段階でできたらいい」と数年以内の独立に意欲を示した。

 旧二子山部屋からは兄弟横綱の若乃花、貴乃花や大関貴ノ浪らが誕生し、1990年代の大相撲人気をけん引した。二子山親方は「偉大な名前を引き継ぐことができた。自分も(強い)イメージを残せる部屋を目指したい」と話した。本格的な指導に向けてスポーツジムに通い、体重は現役時代より60キロ軽い135キロほどだという。

 内弟子となった高田輝は千葉県富津市出身の中学3年。本格的な相撲経験はないが、同市内の大会で優勝経験があるという。春場所(3月8日初日・大阪市ボディメーカーコロシアム)の新弟子検査を受ける予定で「相撲を体験していいものだと感じた。しっかりした大人になれればいい」と瞳を輝かせた。

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2015年2月6日のニュース