注射した病院長を在宅起訴 朴泰桓のドーピング疑惑

[ 2015年2月6日 12:31 ]

 2008年北京五輪の競泳男子400メートル自由形の金メダリスト、朴泰桓氏(25)=韓国=のドーピング疑惑で、ソウル中央地検は6日、朴氏に筋肉増強効果のあるテストステロンの成分を含む注射を打ったとして、ソウル市の病院の院長を業務上過失致傷罪で在宅起訴した。聯合ニュースが報じた。

 同ニュースによると、地検は朴氏と医師側の双方とも禁止薬物との認識がなかったとみているが、薬の成分などについて説明義務がある病院に過失があると判断した。

 国際水泳連盟(FINA)が処分を検討する上で、故意でなかったことを示す判断材料となり得るが、韓国メディアは過失の場合でも出場停止処分を受ける可能性があると指摘している。

 朴氏は昨年7月、同病院でカイロプラクティック(整体療術)を受けた際に注射した。(共同)

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2015年2月6日のニュース