豪栄道 出羽海一門引っ張る 連合稽古で21勝4敗

[ 2015年1月4日 05:30 ]

栃煌山(左)と稽古に励む豪栄道

 大相撲の出羽海一門による新年恒例の連合稽古が3日、東京都墨田区の出羽海部屋で行われ、初場所(11日初日、両国国技館)をカド番として迎える大関・豪栄道(28=境川部屋)が伝統の一門を引っ張ることを誓った。

 かつては角界一の隆盛を誇った出羽海一門だが、現在は横綱不在で大関は自身だけ。碧山、栃煌山らと25番取って21勝4敗と力の差を見せつけた28歳は一門内で最高位に就いていることに「そういう立場になったし頑張りたい。自分の内容で勝つことを心掛けた」と自覚を口にした。

 関脇だった1年前はこの場で「大関になる」と宣言して有言実行しただけに、今年の目標は「優勝」と力強く約束。稽古を見守った一門の大先輩の北の湖理事長(元横綱)も「負け越しは許されない。内容がどうこうではなく勝負に専念しないといけない。最初から飛ばすつもりでいかないと」とハッパを掛けた。

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