青学大・高橋 最後の箱根に区間賞で花「奇跡みたいな試合ができた」

[ 2015年1月3日 11:40 ]

第91回箱根駅伝復路

(1月3日)
 8区は青山学院大の高橋宗司(4年)が一昨年以来2年ぶり2度目の区間賞。1時間5分31秒の快走で最後の箱根に花を添え、「最高としか言えない」と喜びを口にした。

 2位と8分21秒差でたすきを受け取った4年生は終始安定したペースを守ってトップを独走。2位との差をさらに14秒広げて主将の藤川拓也(4年)につないだ。

 宮城県東松島市生まれ。陸上選手で駅伝ファンでもあった姉・沙織さん(享年22)を東日本大震災で亡くした。天国の姉と同じ歳になる今年、会心の走りで大学初の総合優勝に大きく近づき、「奇跡みたいな試合ができた」と晴れやかな笑顔を見せた。

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2015年1月3日のニュース