青学大・小椋が初区間賞 記録に8秒届かず「詰めが甘いのかな」

[ 2015年1月3日 10:39 ]

<箱根駅伝復路・小田原中継所>青学大6区・村井(右)は7区・小椋に1位でタスキをつなぐ

第91回箱根駅伝復路

(1月3日)
 3年連続で7区を任された青山学院大の小椋裕介(3年)が区間歴代3位となる1時間2分40秒の好タイムを記録して初の区間賞。「復路新を出してやるという勢いで走った」と喜びを口にした。

 2位と5分42秒差でたすきを受けると、激しいデッドヒートを繰り広げる東洋大・服部弾馬(2年)、駒大・西山雄介(2年)らを尻目に悠々と独り旅。「走っていて楽しい。前も後ろも気にせずに走れるのは初めて」と快調なペースで後続との差を8分21秒に広げて8区の高橋宗司(4年)にたすきをつなぎ、初の総合優勝へ大きく前進した。

 昨年は1時間3分37秒で服部弾に続く区間2位。その雪辱を果たした小椋は「心の底からうれしい」と笑顔。昨年は区間賞に10秒届かず、今年は設楽悠太(東洋大=2012年、1時間2分32秒)の区間記録に8秒及ばず、「詰めが甘いのかな」と頭をかいたが、「来年は区間新を狙いたい」と早くも1年後を見据えた。

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2015年1月3日のニュース